Adobe MAX 2011 の基調講演1日目を受講しました
どんな内容であったのかは他の方のレポート(おそらくいっぱいある)や、USTのアーカイブ(Adobe のサイトのどこかにある)をチェックしてください。
現地に行って気がついたことをいくつか。
1.スクリーンが超巨大かつ高精細
Twitter 上に「3億ピクセル」というつぶやきがありました(私は聞き取れなかった)。確かにスゴイキレイだったし、かつ巨大。単純な平面に映すだけじゃないのに、縦横比が破綻しない。あれはどうやっていたんだろう…。またMAXのロゴが左右からブワーッとでてくるのですが、高精細かつ巨大すぎて一瞬、大道具が運び込まれたのかと思いました。
2.タッチパネルディスプレイの活用
これまでタッチパネルディスプレイのデバイスというのは、スマートフォンやタブレットといったデバイスで採用されていて、それらの多くがなせることは「情報を閲覧すること」でした。しかし今回はタッチパネルディスプレイを使って「情報を作る」ことに重点が置かれていたように思えます。というか、世の中がだんだんシフトしていることを印象づけられました。
マルチタッチ前提でデザインされているため、操作感は大きく変わります。
これまで、例えばマウスは片手で使うものです。もう片方は空いていて、ゲームなんかだとキーボード触りながら操作したりしますが、両方の手で違うコントロールデバイスを扱うのは不自然ですよね。タッチパネルディスプレイとマルチタッチを組み合わせればより自然な操作ができるようになるわけです。すばらしい。
3.クラウドの活用
紹介された新しいアプリケーション(サービス?)はどれもクラウド上でファイルを共有するようになっていました。すでにそういった機能をもったサービスはいくらでもありますが、Adobe もその路線を今日かするということでしょう。
タッチパネルディスプレイによるタンジブルインターフェースでよりクリエイティブな作業が可能になり、クラウドによるファイル共有でより協業がしやすくなる。
テクノロジーの進化によって、ワークスタイルそのものがより便利に変革していく。
そんなことを感じた基調講演1日目でした。